オーストラリアMGA会議の成功
GNSS.asiaは、マルチGNSSアジア(MGA)、ジオサイエンス・オーストラリア、RMIT大学、フロンティアSI、欧州委員会と共に、2018年10月23-25日にメルボルンで開催された第10回MGAカンファレンスを共催しました。イベント期間中、アメリカ(GPS)、インド(NavIC)、ロシア(GLONASS)、日本(QZSS)、中国(Beidou)、欧州(ガリレオ)ならびにオーストラリア(SBASテストベッド)といったGNSSコンステレーションの最新情報が共有されました。オーストラリアーニュージーランドテストベッドに関連して、GMV とSeptentrioによる継続中の活動を含む、オーストラリアのマルチGNSS産業アプリケーションの開発姿勢に特に注目が集まりました。
カンファレンスでは更に、最新の技術動向とアプリケーションについて討議しました。トピックは、緊急通報サービスから、建築産業アプリケーション、スマートフォンを使った低コストのマルチGNSS RTK測位、アンドロイドスマートフォンによるGNSS生データアプリケーション、なりすまし対策ソリューション、マッピング、ロボティクス、農業等に至るまで網羅されました。GNSS.asiaは、EUとアジアパシフィック間の産業と機関の協力の機会についての提案を提示し、宇宙セクタのスタートアップの成長期会についてのパネルディスカッションに貢献しました。
カンファレンスの全体的な目的は、ビジネス、政府、また教育機関の相互の協力を促進し、マルチGNSSのコンテキストにおける更なるイノベーションを促進することにあありました。欧州のプレゼンスは、欧州委員会、GNSS.asia、 Septentrio、 Airbus Defence & Space, GMV, Thales オーストラリアとトリノPolitecnicoによって確立されました。